中日・立浪監督が今季限りで退任「責任を取るのは当然」 昨年まで2年連続最下位でこの日最下位転落

[ 2024年9月18日 22:05 ]

<中・神>険しい表情の立浪監督(撮影・椎名 航)
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 中日の立浪和義監督が今季限りで辞任することを明言した。18日の阪神戦で大敗後、自ら公表した。

 「このタイミングでどうかと思うが、やっぱりこの3年目、勝負の年で結果が出せなかった。自分自身、責任を取って、辞めさせていただく。球団とも話をしました」

 22年に就任後、2年連続の最下位。今季は4月こそ首位に立つなど健闘したものの、徐々に戦力不足に苦しみ、6月以降はBクラスに低迷。18日現在で54勝72敗8分けとなり、この日最下位に転落した。

 「自分自身、就任した時に勝負をかけると。結果が全ての世界。これは監督が責任を取るのは当然だと思います」

 今季中はこのまま指揮を執る予定。

 ◇立浪 和義(たつなみ・かずよし)1969年(昭44)8月19日生まれ、大阪府出身の55歳。PL学園では87年に甲子園春夏連覇。同年ドラフト1位で中日入り。1年目の88年に新人王。03年7月5日の巨人戦で通算2000安打達成。08年から打撃コーチ兼任で09年に引退。1軍通算2586試合、打率・285、171本塁打、1037打点、135盗塁。487二塁打はプロ野球記録。19年にプレーヤー部門で野球殿堂入り。右投げ左打ち。

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