なぜ?ソフトバンク あすからの日本ハム戦2連勝ならマジック5→優勝決定 M3でV王手の珍現象も

[ 2024年9月16日 18:02 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―0オリックス ( 2024年9月16日    京セラD )

<オ・ソ>7回無失点の好投で6勝目を挙げた石川(右)とハイタッチする小久保監督(撮影・長嶋 久樹)
Photo By スポニチ

 首位ソフトバンクは16日、オリックスを1―0で下して今季2度目の7連勝。先発・石川が7回3安打無失点の力投で自身4連勝となる6勝目(2敗)を挙げ、0―0の7回に代打・石塚の右犠飛で決勝点を奪った。2位の日本ハムが楽天に逆転負けしたため、4年ぶりリーグ制覇へのマジックナンバーは2つ減って5に。あす17日から本拠で行われる日本ハムとの直接対決2連戦で連勝すれば、18日に優勝が決まる。

 16日の試合終了時点でのソフトバンクの優勝マジックは「5」。これがあすからの日本ハムとの直接対決で2連勝すれば一気に5つ減って18日に優勝決定となる。通常なら首位チームが勝ち、対象チームが負けると優勝マジックは2減るが、なぜ1日に3つ減るのか。

 これはソフトバンク3、日本ハム8という、両チームの引き分け数の差によるもの。14試合を残すソフトバンクが日本ハムに連勝した場合、その後12試合に全敗したとしても最終勝率は・5928(83勝57敗3分け)。一方、日本ハムの残り試合は15。仮にソフトバンクに2連敗した後で残る13試合に全勝すると勝率は・5925(80勝55敗8分け)となり、ソフトバンクを上回れない計算となる。

 ソフトバンクがあす勝てばマジック3で優勝に王手がかかる珍現象。天王山初戦の予告先発はソフトバンクがスチュワート、日本ハムは山崎と発表されている。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年9月16日のニュース