巨人・阿部監督が岸田の二盗阻止を絶賛「あれで完全に流れがこっちに来た…スーパープレー」

[ 2024年9月16日 17:30 ]

セ・リーグ   巨人7―1中日 ( 2024年9月16日    東京D )

<巨・中>試合後、ファンにあいさつする阿部監督 (撮影・西川祐介)
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 巨人の阿部慎之助監督(45)は快勝にも表情を緩めることはなく、静かに今季70勝目を受け止めた。

 「いやぁー、だいぶ時間かかりましたけど、いいところでね、1勝してくれたと思います」。まずはここまで0勝7敗だった先発右腕・赤星が6回3安打1失点と好投し、今季9度目の先発&20試合目の登板で昨年10月3日の中日戦(バンテリンD)以来349日ぶりとなる今季初勝利を挙げたことに安ど。

 そして、赤星を好リードで引っ張り、2―1と1点差に迫られた6回2死一塁の場面で一走・岡林の二盗を阻止した岸田のプレーについては「いやもう、あれで完全に流れがこっちに来たなっていうのはありましたね。スーパープレーだったと思います」と称えた。

 岸田は赤星のワンバウンドしたフォークボールを素早く拾い上げて二塁で刺し、その裏には自ら適時打も放つなどこの回一挙3点を演出した。

 そして、初回に2試合連発となる先制&決勝の24号2ランを放った主砲・岡本和については「先制点、本当に大きかったと思います」とコメント。

 6回には、先頭・吉川の2戦連発となる5号ソロで1点加えたあとで岡本和が四球を選び、この無死一塁の場面でプロ初の5番に起用していた19歳の浅野が初球でプロ初となる犠打を成功させた。そして、5回から秋広に代わって左翼守備に就いていたオコエが中越え2点適時打。岸田も続いた。

 この場面については「5番目のバッターなんでね、バントはやらせようと思ってたんで。しっかりね、そこも応えて決めましたし。オコエはね、途中からいったほうが打てるんでね…はい。良かったです」と振り返った指揮官。

 残り12試合に向けては「いやもう、その日。きょうはきょう。あしたになったらね、あしたは休みになりますけど、その日をね、きょう、きょうといって、あと12試合やりたいと思います」と最後まで冷静に話していた。

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