【引退発表】阪神・秋山に涙なし 「開幕前から今年ダメだったら…」「わがまま言ってあと2回、投げる」

[ 2024年9月13日 11:03 ]

<阪神2軍練習>練習前に福原ファーム投手コーチに話をする秋山(左)=撮影・中辻 颯太
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 阪神・秋山拓巳投手(33)が13日、同日午前10時に球団が引退を発表したことを受け、兵庫県西宮市の2軍施設・鳴尾浜で取材対応した。涙なく思いを語った。

 ―引退発表、率直な気持ちは?
 「寂しいですけど、今年は最後まで今まで通り頑張ろうかなと思ってます」

 ―決断した理由。
 「開幕前から今年ダメだったらっていう気持ちでやっていたので。膝の状態も良くなりそうにないしというのが1番ですかね」

 ―膝の状態は今季に入っても気になっていた。
 「術後から、もうちょっとリハビリを頑張っていたらとかも思いますけど、1回もスッキリすることがなかった。ただ、手術をしなかったら、多分もっと早く(現役生活が)終わっていたので。そのへんは、手術してからも頑張れたかなと思います」

 ―投手陣にもあいさつをしていた。
 「僕が諦めずやってきて、何度もはい上がれてたので。ファームの子たちも頑張ってるでしょうけど。結果の世界なので。頑張って上でやらないと、こうやって野球ができなくなるよっていう話をさせてもらいました」

 ―和田監督とも話を。
 「今日は話してないかな。他の人とか、でもまあコーチ室に行ったりして話をしてるし、これから色々、挨拶をしていきたいなと思ってます」

 ―予定ではあと2回下で投げるのか。
 「ちょっとわがままを言って。頑張ってきた証じゃないけど。ファームで。もうちょっとで1000イニングに到達するので。そこをクリアさせてくださいっていうことで、2回ぐらいもらいました」

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