大谷翔平「打線の厚みが全然違う」復帰ベッツと2人で全5打点で4連勝「チームにとって大きい」

[ 2024年8月13日 12:08 ]

ナ・リーグ   ドジャース5-2ブルワーズ ( 2024年8月12日    ミルウォーキー )

<ブルワーズ・ドジャース>5回の第3打席で36号ランを放つ大谷翔平(撮影・西尾 大助)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。3試合ぶり36号で3打数1安打2打点1盗塁とし、チームの4連勝に貢献した。

 初回の第1打席は中直、3回1死三塁の第2打席もニゴロに倒れ、先制機を逃した。

 それでも5回無死一塁の第3打席で3試合ぶりの一発となる36号2ラン。3ボールからの4球目、外角直球を狙い、左中間席へアーチをかけた。カウント3-0からの一発はメジャー207本塁打目で初となった。

 7回の第4打席は四球を選んで出塁すると、二盗に成功・次打者・ベッツの右前適時打を呼び込んだ。33盗塁はメジャー全体でブルワーズ・チュラングと並び2位タイ。これでシーズン49本塁打、44盗塁ペースとした。

 この日は、左手を骨折していたベッツが「2番・右翼」で復帰し「大谷・ベッツ・フリーマン」のMVPトリオが46試合ぶりにスタメンに名を連ねた。ベッツは3回の第2打席で復帰後初安打となる先制の11号2ランを放ち、大谷と今季3度目のアベック弾をマークした。7回の右前適時打も含め2人で全5打点をあげた。

 また、先発・カーショーが5回2/3を3安打1失点で昨秋の左肩手術から復帰後初となる324日ぶりの白星をあげた。

 大谷は試合後、4連戦の初戦を勝利したことに「もちろん強いチームですし、遠征の最初を取れるか取れないかはだいぶ違うと思うので、ムーキーが帰って来て初めての試合でしっかり勝てたのでチームにとって大きいんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 また、ベッツの復帰には「今日のように打線の厚みが全然違うので相手も嫌だと思うし、今日は本人も打って、選手としての素晴らしさを証明した。チームとして、いるかいないかでだいぶ違うので、それぐらい大きな存在と思います」とした。

 その上で「もちろん主力が抜けて、帰って来て、より厚みが増したので、もちろん強いチームだと思いますし、逆に主力がいない時にしっかりとある程度踏ん張れたというのもチームの自力なんじゃないかなと思うので、そこは他のメンバーも信頼してますし、どの選手が入ってもいい作用がお互いに生まれればいいのかなと思います」と故障者が相次いだ中、チームとして大きく崩れなかったことも良かったと振り返った。

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