掛布雅之氏が投高打低のNPB“飛ばないボール説”を一蹴「ウエートの優先順位を間違って…」

[ 2024年8月4日 17:50 ]

掛布雅之氏
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 元阪神の掛布雅之氏(69)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。投高打低の原因としてささやかれる「飛ばないボール説」を一蹴した。

 昨今のNPBは極端な投高打低。打率2割台の首位打者誕生さえ現実味を帯びてきた。

 そこで現場でもささやかれるのが「飛ばないボール」使用説だが、掛布氏はこれを一蹴した。

 「いやいや技術は落ちてませんか?体力は落ちてませんか?」

 掛布氏は試合前の練習ではスタンドに打球を入れている選手が試合でホームランを打てないし、打率も上がらないことを例に挙げた。

 掛布氏は「これはね、ウエートトレーニングの優先順位を間違ってるんじゃないかと思う」と指摘した。

 ウエートトレ自体は大切で、掛布氏自身も現役時代は熱心に取り組んだという。

 ただ、「ウエートの優先順位がトップに来ている気がする。走ったり、バット振ったり。昔からやっている野球の技術を磨く時間の優先順位が下に落ちてしまっているんじゃないかと思う」と打者のアプローチに問題はないかと提起した。

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