巨人・阿部監督「貯金できるピッチャーって素晴らしいな」 10勝2敗の菅野に感謝「15勝、16勝と」

[ 2024年8月4日 17:23 ]

セ・リーグ   巨人4―1ヤクルト ( 2024年8月4日    東京D )

<巨・ヤ>ヤクルトに勝利し阿部監督(中央右)とタッチを交わす菅野(撮影・会津 智海)
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 巨人はヤクルトに競り勝って2連勝。2カードぶりの勝ち越しを決めて貯金9とした。

 初回に2死走者なしからヘルナンデス、岡本和の連続四球で一、二塁とし、大城卓の中越え適時二塁打で2点先制。その後は34歳右腕・菅野、44歳左腕・石川の投手戦となった。

 だが、菅野がヤクルト打線の反撃を7回まで1点に抑えると、8回には岡本和の中犠飛と坂本の右前適時打で貴重な2点を追加。8回以降は高梨、大勢の継投で逃げ切った。

 前回登板で3年ぶり完封勝利を飾っていた先発右腕・菅野は7回5安打1失点と好投して2022年以来2年ぶり9度目の2桁勝利となる今季10勝目(2敗)。リーグトップの床田(広島)に並んだ。

 阿部慎之助監督(45)は試合後、まずは初回の先制点について「チームが凄く楽になったタイムリーだったと思います」と大城卓を評価。8回の追加点については「凄くいい攻撃ができましたし。相手の石川くんも徐々になんか良くなってきた感じだったんでね。ああいう形でダメ押しできて良かったかなと思います」と振り返った。

 菅野については「いやもう粘って粘ってね、頑張ってくれてたんで。ナイスピッチングでしたね」とし、2年ぶりの2桁勝利について聞かれると「貯金が8つあるのかな。10勝2敗でね。やっぱり貯金できるピッチャーって素晴らしいなと思うんでね。自信にして、15勝、16勝とできるように頑張ってほしいなと思います」と期待を寄せた。

 週明けの6日からは首位の広島をスタートに中日、阪神との9連戦。猛暑とは関係ない東京ドーム、バンテリンドーム、東京ドームと続く9連戦だけに「うちは全部ドームでできるんでね、なんとかそこの9連戦うまくやりくりして、なんとか勝ち越したいなと思います」と気合を入れ直していた。

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