広島は栗林と島内を“温存” 野村から黒原、塹江、森浦、ハーンの新型零封リレーだ!!

[ 2024年8月3日 05:45 ]

セ・リーグ   広島1―0中日 ( 2024年8月2日    マツダ )

<広・中>5番手で登板したハーン(撮影・岸 良祐)
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 広島は、連投の守護神・栗林をベンチから外し、セットアッパー・島内も温存する中で今季初めて1点差を勝ち切った。今季初先発の野村から救援4投手のリレーで今季12試合目の零封勝利。新井監督は「(救援陣は)うちのストロングポイント。みんな自信を持って送り出せる」と満足そうにうなずいた。

 栗林の代役・ハーンは9回を圧巻の内容で締めた。先頭の代打・大島を高め直球、途中出場の後藤は低めスライダーで空振り三振。最後は村松を高め直球で中飛に斬り、6月14日の楽天戦以来の2セーブ目。初登板からの連続無失点も16試合に伸ばし「どの回を投げても一緒だ。高めの直球を振らせるのが自分の攻め方。シンプルに考えている」と心地よさそうに汗を拭った。

 8回に4番手として登板したのは森浦。四球と安打で2死一、三塁を招いても動じなかった。代打・山本を得意のチェンジアップで二飛に仕留め今季13個目のホールド。こちらは連続無失点を14試合とし「バテないように、続けていい結果を出せるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 守り勝つ野球を体現し今季4度目の4連勝。貯金を今季最多タイの9とし、首位を守った新井監督は「各自が持ち場、持ち場で役割をこなしてくれている。一つずつ、一つずつ頑張りたい」と言葉に力を込めた。

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