10連敗のオリ・中嶋監督 怠慢守備で懲罰交代の紅林ベンチ外に「切り替えた姿見せるんだったら」奮起促す

[ 2024年8月3日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス2―3ロッテ ( 2024年8月2日    京セラD )

<オ・ロ>選手交代を告げる中嶋監督(撮影・長嶋 久樹)
Photo By スポニチ

 オリックスが球団ワーストの12連敗を記録した12年9月以来の10連敗(1分け挟む)を喫した。先発の宮城が8回3失点と力投も、打線は12安打を放ちながら2得点止まり。中嶋監督は責任を背負い込んだ。

 「本当にみんな必死にやっています。そこまで気持ちを出しているのに勝てなかったのは僕の責任」

 5回1死二塁でセーフティーバントを仕掛け、ヘッドスライディングで一塁内野安打をつかんだ若月をはじめ、攻守に躍動した来田など若手も奮起。指揮官が「試合の途中でもう諦めているように見えた」と残念がった7月31日の試合と正反対の姿勢を選手らは見せたが、無情にも後1点及ばなかった。

 8月1日に怠慢守備で懲罰交代を命じた紅林はベンチ外となり、3日以降の1軍出場について中嶋監督は「切り替えた姿を見せるんだったらでしょ。だからまだ別に抹消もしてませんし」と奮起を促した。確かに見えた懸命な姿勢が、見果てぬトンネルの出口に続く。(阪井 日向)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年8月3日のニュース