阪神・小幡 10戦連続安打「何とかつなぐことを意識」 8回に中日・高橋宏の初球を仕留めた

[ 2024年7月13日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神0-3中日 ( 2024年7月12日    バンテリンD )

<中・神>8回、安打を放つ小幡(撮影・椎名 航)
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 小幡が0―3の8回1死一塁で右前打を放ち、連続試合安打を「10」に伸ばした。チームが打ちあぐねた高橋宏に意地を見せ、初球の140キロをひと振りで攻略した。

 「梅野さんが必死になって(塁に)出てくれたので、何とかつなぐことを意識した」

 直前の梅野が、カウント1―2から低めのスプリットに身を投げ出すようにしてバットを出した。打球は右前で弾み、チャンスメーク。先輩の献身に若虎は燃えた。1打席目は空振り三振、続く2打席目は二邪飛。フェアゾーンにすら飛ばない打席が続いた中、最後の最後で執念の一打を放った。

 「1打席目は一球も当たらずに終わってしまった。あのスピードボールをはじき返せるように練習します」

 左肩甲骨骨折でリハビリ中の木浪は実戦復帰が近づき、球宴明けにも1軍復帰の見通しが立った。定位置は簡単に譲らない。安打に加え、岡田監督の信頼もコツコツと積み上げていく。(八木 勇磨)

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