ロッテ・佐々木朗希 6回まで毎回の10奪三振 今季最速162キロもマークする快投継続

[ 2024年5月17日 19:33 ]

パ・リーグ   ロッテ―日本ハム ( 2024年5月17日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>3回、2死三塁からスティーブンソンを三振に取った佐々木撮影・長久保 豊)
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に今季7度目の先発登板。今季最速の162キロをマークするなど、6回まで1安打無失点で、早くも2桁となる10奪三振に到達した。

 初回先頭のスティーブンソンの2球目に159キロを記録すると、フォークボールで3球三振に仕留める。続く松本剛を遊ゴロ、郡司を見逃し三振と、わずか7球で3者凡退に抑えた。2回には2死無走者から万波の4球目に今季最速の162キロを記録した。

 3回は1死から上川畑に四球を与えるなど2死三塁のピンチを迎えたが、スティーブンソンをフォークボールで空振り三振に仕留める。4回は先頭の松本剛の一塁強襲内野安打に二塁盗塁を許して無死二塁となったが、郡司を二飛、さらに三塁盗塁を決められ1死三塁となったが、マルティネスを空振り三振、細川を二飛に抑えた。

 5回に1つ、6回には水野、スティーブンソンを連続三振で、早くも今季最多タイの10三振を奪った。

 打線はようやく4回2死二塁から安田が右前適時打を放って先制点を佐々木朗にプレゼントした。安田は「打ったのはカットボールです。なんとか先制点をと思い、打席に入りました。いい場面で打てて良かったです!」と語った。

 佐々木朗は10日のエスコンフィールドでの同戦に先発し5回2/3で5失点。1試合5失点は自己ワーストタイだった。中6日で巡ってきたリベンジチャンス。佐々木は同じチームに連敗どころか、同一シーズンに2敗したこともない。さらに、チームは日本ハムには3月31日から7連敗中。8連敗となれば10連敗した14年7~8月以来、10年ぶりの屈辱となるだけに、エースが気合の乗った投球を続けた。

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