カブス・今永昇太「僕よりも感情的に」指揮官の退場覚悟の抗議に感謝 ブレーブス打線には「慎重になった」

[ 2024年5月14日 11:26 ]

ナ・リーグ   カブス0-2ブレーブス ( 2024年5月13日    アトランタ )

ブレーブス戦に先発したカブス・今永(AP)
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 カブス今永昇太投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地でのブレーブス戦に先発し5回無失点と力投。ただ、チームが零敗を喫し6勝目はお預けとなった。

 今永はナ・リーグ東地区6連覇中の強豪、ブレーブス相手に7安打を許しながらも要所を締めた。試合後は「ストレートのクオリティは良かったとは思いますけど、自分自身がすごくブレーブス打線に対して慎重になって、5回までしか投げられなかったので、あともう1回投げたかった。あともう1回投げられるような投球をしたかった」と5回で98球に達したことに反省も口にした。

 それでも7安打を浴びながら無失点の粘投に「結果的に無失点ではあったんですけど、失点もある程度、頭に入れながら投げられたのが、逆に無失点につながっているのかなと思います」と割り切りが功を奏したと振り返った。

 また、4回2死満塁で昨季ナ・リーグMVPのアクーニャを迎えたが、右飛に打ち取りピンチを脱出。この場面ではアクーニャのハーフスイングの判定をめぐってカウンセル監督が審判に抗議し、退場処分を受けた。指揮官の捨て身の行動に「1つのスイングに対して監督があのように熱くなってベンチを出てきてくれたので、勝敗よりももっと手前の1スイング、ストライクかボールか、それに僕よりも感情的になってくれてすごく感謝します」と頭を下げた。

 この日は、初回に四球で出塁したアクーニャをけん制で刺すなど、2度のけん制アウトで自らを救うシーンもあり「投手コーチから毎試合、“投げる以外の動作も投手として大事なことなので、そこも大事にしていきましょう”と話しているので、その成果が出せて良かったかなと思います」と昨季両リーグ最多73盗塁を記録したリードオフマンに類を盗ませず、練習の成果と胸を張った。

 今永は5回7安打無失点、8奪三振の力投で防御率は再び0点台の0・96に。ただ、打線の援護に恵まれず5回限りで降板し勝敗は付かなかった。日本投手では02年石井一久(ドジャース)、14年田中将大(ヤンキース、現楽天)に並ぶデビュー最長の開幕6連勝は次戦以降へ持ち越しとなった。

 それでも、大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、デビューから8先発で防御率0・96は、防御率が公式記録となった1913年以降、両リーグで史上4番目の好成績という。

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