阪神との強化試合で“膝つき弾”放った大谷翔平 ベンチに戻って言った一言が衝撃! 村上明かす

[ 2024年3月3日 20:29 ]

昨年3月の阪神との強化試合の3回2死一、二塁、大谷は3点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 テレビ朝日の「サンデーLIVE!!」(日曜前5・50)が3日に生放送され、ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手(24)がVTR部分に出演。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前に行われた侍ジャパンと阪神の強化試合で、打席内に左膝をつきながら中堅へ特大本塁打を放ったドジャース・大谷翔平投手(29、当時はエンゼルス)がベンチに帰るなり放ったという衝撃の一言を明かした。

 元ヤクルト監督の古田敦也氏(58)と終始明るい雰囲気のなかでスペシャル対談を行った村上。今季の個人的な目標には2年ぶり2度目の3冠王に加えて自身初となるトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を掲げ、古田氏を「えっ?」と驚かせた。

 そして、さらなる進化を求めて今季からバットを約1.3センチ長くしたことを明かし「僕は手が長いんで、そんな長いバットを使わなくても…っていうイメージだったんですけど、さらにレベルアップしたいなと思って」と決断を語った。

 その背景にあったのは、同じく昨季バットを長くした大谷の存在が。大谷は約2.5センチ長くし、日本人初となるメジャーでの本塁打王に輝いた。

 「(昨季は)ちょっと落ち球(落ちる変化球)に弱いっていう傾向が出てるんで、少しでも拾える…じゃないですけど」と理由を語った村上。そのお手本となるのが大谷が昨年、京セラドームでの強化試合で放った“膝つき弾”だそうで「ああやって打ちたいですね、フォークボール」と目を輝かせた。

 そして、“膝つき弾”を放ってダイヤモンドを一周し、ベンチに戻ってきた大谷について、古田氏に「なんて言ったか分かります?」と楽しそうな顔で聞いた村上。「“あの球が一番飛ぶから”って言ってました」と、膝をついて低めのフォークボールをすくい上げた大谷の衝撃の裏話を明かした。

 「ホント、(センターの)近本さん、何してんの?と思いましたもん」と近本(阪神)が打球を追いかけなかったことに最初は驚いたという村上だが、結局、大谷は膝をつきながらも特大アーチ。あの衝撃シーンを“理想像”にまい進するつもりだ。

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