ドジャース・フリーマン カブス今永は「1打席しか立っていないので…」3ランのパヘス「良い投手」

[ 2024年3月3日 08:51 ]

ドジャース戦でオープン戦初登板したカブス・今永(AP)
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 カブスの今永昇太投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのドジャース戦に先発してメジャーオープン戦初登板。ドジャースの大谷翔平投手(29)は欠場して初対決はお預けとなった。初回は3者凡退に抑えて落ち着いた立ち上がりを見せたが、2回に3ランを被弾。2回1/3を3安打3失点ながら2020年MVPのフレディー・フリーマン内野手(34)から空振り三振を奪うなど、計5三振を奪って見せ場もつくった。

 フリーマンは初回1死走者なしから今永のこの日最速となる94マイル(約151キロ)の直球で空振り三振に打ち取られた。試合後、取材に応じたフリーマンは「1打席しか立ってないので彼の速球が普通だったか、そうではないか表現するのは難しい」と話すにとどめた。

 また、今永の直球を捉えて3ランを放ったキューバ出身の有望株パヘスは「本当に良い投手。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも彼を見ていた。あまり深く考えず、ただ来た球を打とうと思った。多く球種を見たわけではないが、スプリットが多いと聞いている」と印象を語った。

 今永はオープン戦初登板について「スプリングトレーニングとはいえ、いい結果が出なかったことに対しては物凄く悔しい気持ちです。(3ランは)ストレートは自分の中では走っていたつもりではいたんですけど、ああいうふうにはじき返されてしまった。これはしっかりと変えなければいけないと思って、変化球をバランス良く投げていった。そういう点はよかったと思います。もっと力を抜いて楽にファウル、カウントを取れれば自分としても余裕を持って1球1球投げられる。今は全力で全てを出しにいっている感覚なので、そういったところがもう少し調整できればと思います」と振り返った。

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