ヤクルト村上宗隆　今季目標は3冠王奪回に加えて「トリプルスリー」　古田敦也氏「えっ？」

ヤクルト・村上
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　テレビ朝日の「サンデーLIVE！！」（日曜前5・50）が3日に生放送され、ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手（24）がVTR部分に出演。今季目標に2年ぶり2度目の3冠王と自身初のトリプルスリーを掲げた。

　元ヤクルト監督の古田敦也氏（58）と終始明るい雰囲気のなかでスペシャル対談を行った村上。「具体的な個人成績とかある？」と今季の目標を聞かれると「とにかく3つ。3冠王。いきます」と2022年に打率.318、56本塁打、134打点の成績で輝いた3冠王の奪回をまずは掲げた。

　2年連続3冠王の目標を掲げて臨んだ昨季は打率.256、31本塁打、84打点でまさかの無冠。チームも2年連続優勝から一気に5位へ転落し、悔しい思いを味わった。

　それだけに今季に懸ける思いは熱い。「目標は高く設定しろ」という高津臣吾監督（55）のナインへの思いもあって毎年掲げている3冠王に加えて今季は「一つあるとしたらトリプルスリー」と打率3割、30本塁打、30盗塁という偉業達成も目標に加えた。

　村上のシーズン最多は21年＆22年の12盗塁。それだけに古田氏は思わず「えっ？30盗塁？」と一瞬言葉を失ったが、村上は「はい。走りたいですね」とキッパリと口にし「トリプルスリーとはいかなくても20個とか。20個走りたいなと思いますね。マジで足も速くなったんですよ、オフで」と明るい表情で話していた。

　トリプルスリーといえば、ヤクルトの同僚で、大の仲良しでもある山田哲人内野手（31）がこれまで3度達成。今季は大好きな先輩の、そのお株を奪う？