阪神・伊藤将　9回100球未満「マダックス」誓う　ゴルフは目標の70台に届かず　

阪神・伊藤将（撮影・大森　寛明）
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　阪神の伊藤将が来季「マダックス」の達成を、ハワイの空に誓った。正確なコントロールでメジャー通算355勝を挙げた右腕の名前を取った非公式の記録で、100球未満で9イニング以上を投げきって完封することを指す。制球力を武器とする来季4年目の左腕は「なかなかできないこと。球数が少ないことはめっちゃいいと思う。達成したいなとは思う」と言葉を強くした。

　9月3日のヤクルト戦（神宮）は9回1死まで80球台で進みながら、代打の赤羽にソロを打たれて「マダックス」をあと一歩で逃した。90球の1失点完投の実績があるだけに、実現への期待は大きいのだ。

　難しいグリーンにてこずったこの日のスコアは「ピッタリ90でした」。目標の70台には届かなかった。ゴルフは80打切り、球数は100球切り。2つの数字と戦っていく。