巨人・ウォーカーとソフトバンク・高橋礼、泉がトレード 新監督同士早速動いた

[ 2023年11月6日 05:00 ]

巨人のウォーカー(左)とソフトバンク・高橋礼(右上)、泉(同下)
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(32)とソフトバンク・高橋礼投手(28)、泉圭輔投手(26)の1対2の交換トレードが成立したことが5日、分かった。近日中にも両球団から発表される。

 投手陣の層を厚くしたい巨人と、右の大砲を補強したいソフトバンクの思惑が一致した。高橋礼は17年ドラフト2位でソフトバンク入り。2年目の19年に12勝を挙げ新人王を獲得。同年のプレミア12でも先発として日本の世界一に貢献した。今季は開幕ローテーション入りも、5試合で0勝2敗、防御率10・80。だが先発、救援の経験があり、巨人にはいない下手投げは貴重な存在となる。

 5年目右腕の泉は今季は3試合の登板のみも、長身から投げ下ろす150キロを超える直球は健在。救援陣のチーム防御率3・81がリーグワーストの巨人のウイークポイントを埋める期待がかかる。

 ウォーカーは来日1年目の昨季は23本塁打も、今季は若手の台頭もあり57試合の出場で6本塁打。外野守備に不安を抱えるが、パ・リーグはDHでのプレーができる。今季ロッテに移籍したポランコは26本塁打で本塁打王を獲得した。

 阿部、小久保新監督で巻き返しを図る両チームが早速、補強策に乗り出した。

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