【ドラフト会議】日本ハム 大学球界一の韋駄天を3位指名 3拍子そろった外野手の山梨学院大・宮崎一樹

[ 2023年10月26日 18:36 ]

50メートル走タイム計測で全体1位をマークした山梨学院大・宮崎一樹
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、日本ハムが3位で山梨学院大・宮崎一樹外野手を指名した。

 大学球界随一の足を持つ宮崎は昨冬に松山で行われた大学日本代表候補合宿に招集され、50メートル走で参加選手最速の5秒91を叩き出した。また、武器は足だけではない。投げれば遠投112メートルの強肩外野手で昨秋の関甲新学生リーグ戦の9試合でリーグ最多の24安打、5本塁打、19打点をマークするなど、走攻守そろった選手だ。

 そんな宮崎は中学時代も山梨学院時代もレギュラーになれなかった。だが、山梨学院大で運命の出会いがあった。素質を見抜いた同大・須田喜照監督が1年秋から起用を続け、公式戦で高いレベルの投手との対戦を経て才能が開花した。2年秋には72キロから約10キロも増量し、肉体改造と磨き抜いた打席での勝負勘で3年秋には文句なしの数字を残し、見事プロ入りの夢をかなえた。

 ◇宮崎 一樹(みやざき・かずき)平山小1年時に調布リトルリーグで野球を始める。平山中では調布リトルシニアに所属。山梨学院では3年春、夏に甲子園出場。山梨学院大では1年秋からリーグ戦のベンチ入り。憧れの選手はカブス・鈴木誠也。

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