阪神・救援陣はCSでも鉄壁！2番手・桐敷が3者連続Kから盤石零封リレー　最後は岩崎締めた

セCSファイナルステージ第1戦   阪神4―1広島 （ 2023年10月18日    甲子園 ）

＜神・広＞7回を無失点に抑え、ガッツポーズを決める桐（撮影・大森　寛明）
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　ポストシーズンでも阪神の鉄壁リリーフ陣は健在だ。左の好打者がそろう広島に対し5人がベンチ入りした左腕陣が輝いた。出色だったのは2番手の桐敷だ。

　「緊張しましたが、やるだけだと思って腕を振っていきました」

　7回に登板した意味は理解していた。先頭の6番・坂倉から先発左打者3人が並んでいた。まずは坂倉をフォークで空振り三振に斬り、田中のバットにもツーシームで空を切らせた。最後は代打・堂林と右打者に変わったが、3ボールからカウントを整えてこの夜最速150キロ直球で空振り三振。「本当、できすぎ」と謙遜したが、3者連続三振で自軍に流れをたぐり寄せた。

　9回も岩崎が先頭の出塁を許すも3者連続三振。「先頭を出したけど勝てて良かった。村上が打って（空気を）変えてくれた」と力投の後輩右腕を称えた。　（遠藤　礼）
　
　▼阪神石井（8回に登板し、2球で2死を奪って降板）しっかりと自分の仕事はできた。ファンの方の声援とか、地鳴りがすごかった。応援を背に頑張りたい。

　▼阪神島本（8回2死から登板し野間を二ゴロ）村上が試合をつくってくれて、桐敷、石井がいい形で抑えてくれたので、僕は1人抑えてザキさん（岩崎）に回すだけという気持ちで投げた。