ドジャース指揮官「判定で不利になることもある」大谷翔平2度の“微妙判定”に「表情に出るのも構わない」

[ 2024年5月16日 13:57 ]

ナ・リーグ   ドジャース1-4ジャイアンツ ( 2024年5月15日    サンフランシスコ )

<ジャイアンツ・ドジャース>3回、三振に倒れた大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日)、敵地オラクル・パークでのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打で3戦連続マルチ安打をマークしたが“微妙判定”に苦しんだ。チームは連勝が2で止まった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は2度際どいボールを見逃して見逃し三振に倒れた大谷の打席でのアプローチについて「あれでよかったと思う。ストライクにもボールにもなったコースだった。あれでよかった」と振り返り「自分のアプローチを守って、ボーダーラインの判定で不利になることもあるが、翔平の打席の質はファンタスティックだと思う。それでも複数安打だったし、四球も選んだ。彼は素晴らしいシリーズだった」と2三振も2安打1四球で3出塁したことを称えた。

 大谷は見逃し三振した打席は2度とも不服そうな表情を浮かべていたが「あの状況では戦っているし、良い打席にしようとしていた。ボーダーラインのボールを見送って自分の思うような判定になると思ったが、そうではなかった。だから表情に出る。でもそれは構わない」と一生懸命、戦った上でのリアクションと指揮官もうなずいた。

 大谷は3回の第2打席で1ボール2ストライクからの4球目、相手先発・ウェブの低めスイーパーを自信を持って見送ったが、球審は「ストライク判定」。見逃し三振に倒れると、判定に納得できなかったのか首を振りながら苦笑いしベンチに戻った。

 7回2死一塁の第4打席でも継投したばかりの相手3番手・ミラーに対し、1ボール2ストライクからの4球目、外角球を見送ったが球審はまたしても「ストライク判定」。思わず「ちょっと待って!」と言わんばかりに右手を出すジェスチャーを球審に見せたが、ぐっとこらえて苦笑いの表情でベンチへ戻った。

 MLB公式サイト「GAMEDAY」の一球速報では、4球目はストライクゾーンから外れたボール球となっていたが、“微妙判定”に2度泣かされた。

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