阪神 報徳学園・堀柊那をリストアップ!26日ドラフトで次代の正捕手獲り 常葉大菊川・鈴木叶も

[ 2023年10月7日 05:15 ]

阪神のドラフト候補にリストアップされた報徳学園・堀

 将来の正捕手候補の獲得を狙う。阪神が26日に開催されるドラフト会議に向け、報徳学園(兵庫)の堀柊那捕手(3年)をリストアップしていることが6日、分かった。

 堀は走攻守三拍子がそろった強肩強打の捕手。二塁送球完了タイムはコンスタントに1・8秒台をマークし、高校通算14本塁打と一発長打を秘める非凡な打撃センスも兼ね備える。チームでは主将も務める大黒柱として、今春選抜で準優勝の原動力となった。選抜終了後にはU―18日本代表候補選手の強化合宿にも参加しており、世代を代表する捕手だ。

 “ご当地選手”でもある。阪神のお膝元・兵庫県出身。中学時代に所属した兵庫夙川ボーイズでは在籍当時、GM兼総合アドバイザーを務めていた水口コーチ(現阪神1軍打撃コーチ)から指導を仰いだ縁もあり、格好の虎の恋人候補だ。

 また、堀に加え、常葉大菊川(静岡)の鈴木の名も指名リストに入っている。二塁送球完了タイム最速1・85秒の強肩に加え、高校通算21本塁打のパンチ力が持ち味。堀と同じく、4月に日本代表候補選手の強化合宿に招集された逸材だ。

 今季は主に梅野(32歳)、坂本(29歳)の2人がマスクをかぶったが、球団は並行して次代の正捕手候補の育成を推進する方針。大卒3年目の栄枝、高卒2年目の中川らに続く若い力を戦列に加え、扇の要の選手層にさらなる厚みを持たせる。

 ◇堀 柊那(ほり・しゅうな)2005年(平17)7月16日生まれ、兵庫県神戸市出身の18歳。若宮小3年時に西須磨シーホークスで野球を始め、捕手。鷹取中では兵庫夙川ボーイズでプレー。報徳学園では1年春からベンチ入りし、同秋から正捕手。50メートル走6秒1、遠投100メートル。1メートル79、79キロ。右投げ右打ち。

 ◇鈴木 叶(すずき・きょう)2006年(平18)3月21日生まれ、静岡県掛川市出身の17歳。西山口小1年から西山口野球少年団で野球を始める。掛川東中では浜松南リトルシニアでプレーし、捕手として3年春夏全国で8強。常葉大菊川では2年春からレギュラーで、3年春の選抜は初戦敗退。1メートル80、78キロ。右投げ右打ち。

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