楽天・岸　逆転CSへ大事な一戦で4回4失点…5年ぶり2桁勝利ならず　負ければ本拠CSは消滅

パ・リーグ   楽天－ソフトバンク （ 2023年10月7日    楽天モバイル ）

＜楽・ソ＞4回を投げ4失点しベンチに戻る岸（撮影・久冨木　修）
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　パ・リーグ4位の楽天は7日、本拠（楽天モバイル）でソフトバンクと対戦。クライマックスシリーズ（CS）進出争いが佳境を迎える中、20試合目の先発となった岸孝之投手（38）が4回4失点で降板。18年以来5年ぶりの2桁勝利はならなかった。

　初回、2回と無失点で立ち上がったものの、落とし穴は3回に待っていた。2回に2点を先制してもらった直後、2死二塁から2番の川瀬に適時三塁打を浴び1点差に。続く柳田には初球ボール気味の内角球をライトスタンドへ運ばれ、瞬く間に逆転を許してしまった。

　4回にも犠飛で1点を失い、岸はここで降板。敗れれば本拠でのCS開催が消滅してしまう危機の中、38歳のベテラン右腕が流れを呼び込むことはできなかった。