ロッテ沢村　雄叫び延長12回！復帰後初セーブ「チーム勝つことが全て」M4オリと2連戦「しっかり」

パ・リーグ   ロッテ2―1西武 （ 2023年9月18日    ベルーナD ）

＜西・ロ＞西武に勝利し吠える沢村　（撮影・白鳥　佳樹）　
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　ロッテは延長12回に代走・友杉の“神走塁”で勝ち越しに成功し逆転勝利を収めた。先発の西野勇士投手（32）が8回105球を投げ4安打1失点と力投。0―1の9回2死二塁から安田尚憲内野手（24）が試合を振り出しに戻す右前同点適時打を放った。1―1の延長12回に先頭の山口が中前打で出塁。友杉の好判断と好走塁で勝ち越しを呼んだ。

　1死三塁のピンチをしのいだ12回。先頭の山口が中前打。柿沼が犠打を決めると山口に代走・友杉を送る。佐藤都は左飛も、左翼手ペイトンの苦しい捕球体勢を見た二走・友杉が好判断で三塁へタッチアップ。続く藤原の場面でボーが暴投。その間に友杉がヘッドスライディングで勝ち越しの生還を決めた。最後は沢村が雄叫び3人斬りで1点のリードを守り抜いた。11回のピンチを切り抜けた横山がプロ2勝目。

　3セーブ目を挙げた沢村との一問一答は以下の通り。

　――チームにとって非常に大事な場面での登板だったがどんな心境でマウンドへ。

　「役割あるので、自分も、その目の前の瞬間の物事に集中するようにしてます」

　――3者凡退だったが、状態は上がっている。

　「まあ、徐々に良くなっているとは思いますけど」

　――復帰した直後は、なかなか思うような結果が出なかった。

　「チームとしてやってるんで、チームが勝つことだけ考えてます」

　――あすからオリックスと直接対決。

　「しっかり頑張ります。チームとして勝てるように頑張ります」

　――復帰後初セーブ。試合が終わった瞬間はどのような思いで。

　「いや、チーム勝つことが全てなんで、それ以上でなければそれ以下でもないと思います。勝つことが全てです」