巨人・門脇がまたも活躍! 前日は10球粘ってサヨナラ打 歓喜から一夜明け、今度は8度目猛打賞

[ 2023年9月18日 19:56 ]

セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年9月18日    東京D )

8回、坂本の勝ち越し適時二塁打で生還した門脇 (撮影・西川祐介)
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 巨人のドラフト4位ルーキー、門脇誠内野手(22=創価大)がヤクルト戦(東京D)に「2番・遊撃」で先発出場。延長12回の内野安打など3安打を放ってプロ8度目の猛打賞をマークし、連日のサヨナラ勝ちに大きく貢献した。

 3―3のまま迎えた延長12回だった。この回からマウンドに上がった相手6番手左腕・田口に対し、先頭の代打・北村拓が初球を叩いて左翼への二塁打とし、代走に俊足・重信。1死後、第6打席に入った門脇は田口の初球、外角低め141キロ直球を遊撃に弾き返した。

 長岡がジャンピングスローで一塁へ送球し、一度はアウトの判定。だが、原辰徳監督(65)のリクエストによるリプレー検証の結果、判定が覆って内野安打となり、1死一、二塁とチャンスが広がると、増田大がプロ8年目で初となるサヨナラ打を放った。

 門脇は初回の第1打席では二塁へ内野安打を放っており、6回の第3打席では初球で犠打を決めて坂本の勝ち越し二塁打を演出。8回の第4打席では2死走者なしから右越え二塁打を放って坂本のこの試合2度目となる勝ち越し二塁打につなげており、延長12回の内野安打で猛打賞達成となった。

 前日17日の同戦では2―2で迎えた9回、粘りに粘った10球目をプロ初のサヨナラ打とし、チームの危機を救った。

 巨人新人のサヨナラ安打は2018年6月10日西武戦(東京D)の大城卓三以来5年ぶり12度目。10球以上粘ってのサヨナラ安打はセ・リーグでは19年9月19日広島戦(横浜)のDeNA・ソト(11球)以来4年ぶり12人目、巨人および新人では門脇が初の快挙となっていた。

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