阪神・門別「1軍と2軍の違いを感じた。すごくいい経験に」 高卒1年目左腕が3回3失点「堂々」デビュー

[ 2023年9月15日 22:45 ]

セ・リーグ   阪神5ー6広島 ( 2023年9月15日    マツダ )

<広・神>9回、ベンチで坂本(右)と言葉をかわす阪神・門別(撮影・平嶋 理子)
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 阪神ドラフト2位・門別啓人投手(19)が堂々のプロ初登板を果たした。3回から登板。1イニング目に3失点を喫するも4回と5回は無失点に抑え、結果は3回6安打3失点だった。

 「1軍のバッターと対戦して、これは通用するんだなって部分と、逆にこれは全然まだまだだなと反省もあったんで。すごく収穫のある登板だった」

 敵地・マツダの圧にも押されたか、3回は先頭のマクブルームに与えたストレートの四球から3失点。それでも随所に力強い直球やスライダー、カーブを披露し、2イニング目以降は走者を背負いながらも無失点で切り抜けた。

 「本当にきわどい球でも全然振ってこないので、そこが1軍と2軍の違いかなと。自分で思っているよりも早く1軍の舞台で投げられた。結果はどうであれ、すごくいい経験になったので、明日から練習頑張ります」

 リードを保って降板したため、展開次第では球団の新人では史上初となる初登板初勝利の可能性もあった。岡田監督も「勝ち投手いったなあと思ったよ。まあ、しゃあないわな」と振り返った。

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