DeNA・東 最多勝タイトル確実14勝目 10連勝は野村超え球団左腕最多記録

[ 2023年9月15日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA8―3中日 ( 2023年9月14日    甲子園 )

<D・中>14勝目を挙げ、山本(右)とポーズを決める東(撮影・島崎忠彦)
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 DeNA・東が8回1/3を7安打3失点で自身10連勝となる14勝目。勝利数はリーグトップを独走しており、複数いる2位が10勝のため最多勝は確実となった。完投目前で降板しただけに「悔しいです。最後締め切れなかった」と語ったが「8回まではストライク先行で投げきれた」と手応えをにじませた。

 序盤から球威、制球ともに抜群。8―1の9回にビシエドに2ランを浴びて降板となったが、106球で今季2度目の2桁となる10三振を奪った。10連勝は球団の左腕では93年に野村がマークした9を抜き最多となった。

 阪神がリーグ優勝を決めたが、3位のチームはCS進出を目指す戦いが続く。大黒柱へと成長した左腕は「優勝はなくなったけど、勝ち星に満足せず、戦っていく」と表情を引き締めた。(大木 穂高)

 ≪球団最多は遠藤の12連勝≫東(D)がリーグトップの14勝目、6月1日楽天戦からの連勝を10に伸ばした。DeNA投手の10連勝は大洋時代の83年遠藤一彦12連勝に次ぎ、68年島田源太郎に並ぶ球団2位タイとなった。また、14勝は2位の村上(神)らと4勝差。最多勝のタイトルを獲得すればチームでは横浜時代の93年野村弘樹以来30年ぶりとなるがどうか。

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