阪神・近本　自己最多月間得点まであと1「やることは一緒」今季対戦打率.394ベイ撃ちで決める

阪神・近本
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　球団新の月間20勝を見据える阪神において、やはり1番・近本の存在感は絶大だ。今月は目下23試合で20得点を記録中。きょう29日から8月最後の2連戦を戦うDeNAに対しては、カード別最高の打率.394を誇っており、自己最多の21得点を超える月間得点のキャリアハイ更新も視野に入る。

　「甲子園に帰ってもやることは一緒なんで、しっかりやります」

　頼れる選手会長は久々の本拠地・甲子園への帰還を前に、これまで同様の戦いを胸に誓った。20日DeNA戦で今季自己最長の連続出塁が24試合でストップしても、その勢いは衰えることはない。22日から目下5試合連続出塁中。右肋骨骨折から復帰した7月22日ヤクルト戦から、チームが23勝7敗1分けと大きく勝ち越している事実が、この男の不可欠ぶりを物語る。不動のリードオフマンが、悲願の“アレ”へと突き進む岡田阪神をさらに加速させる。（阪井　日向）