巨人・門脇この日も魅せる!原監督「非常に素晴らしい」と絶賛 代走で決勝ホームイン、最後は好守

[ 2023年8月27日 18:14 ]

セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2023年8月27日    東京D )

<巨・神>8回、岡本和の勝ち越し適時打で生還する門脇 (撮影・西川祐介)
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 巨人のドラフト4位ルーキー、門脇誠内野手(22=創価大)が阪神戦(東京D)でまたも魅せた。

 2―2で迎えた8回だった。2死走者なしから北村拓が四球を選んで出塁すると、原辰徳監督(65)はここで迷うことなく代走・門脇をコール。

 次打者・坂本の5球目に今季9盗塁目となる二盗に成功すると、坂本も連続四球を選んで一、二塁とチャンス拡大となった。そして、ここまで伊藤将に9打数無安打だった主砲・岡本和が左前適時打。チームの“天敵”からついに勝ち越し点をもぎ取った。

 岡本和は一塁ベース上で珍しく渾身のガッツポーズ。俊足を飛ばして二塁から本塁にヘッドスライディングで飛び込んだ門脇は、勝ち越しの1点にグラウンドを右手で叩いて喜びを爆発させた。

 4―2となって迎えた9回にはそのまま坂本に代わって遊撃守備に入り、2死一塁で代打・ミエセスの外野に抜けそうな飛球を後ろ向きにキャッチして試合終了。打席はなかったが、持ち前の俊足と好守でチームに阪神戦1カ月ぶりの白星をもたらした。

 試合後、原監督はゲームセットの瞬間について聞かれ「彼のスピードというか守備力というのは非常に素晴らしいものがあるのでね。良かったですね」と安定した守備を絶賛。

 8回の二盗成功については「いろんな形でやらないと、なかなか今のタイガースは勢いのある非常にいいチームですから。その部分は逆に思い切って仕掛けるということが必要だと思いますね」とした上で「ナイススティールだったと思いますね」と話していた。

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