U18丸田 木製バット順応初安打 “美白王子”インスタフォロワー数急増

[ 2023年8月27日 04:44 ]

練習試合   U18日本代表2-4駒大 ( 2023年8月26日    駒大グラウンド )

<U18日本代表・駒大>5回、安打を放つ丸田(撮影・木村 揚輔)
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 31日に台湾で開幕する「第31回WBSC U18ワールドカップ」に出場する高校日本代表が26日、都内で駒大と大会仕様の7回制の練習試合を行った。夏の甲子園で107年ぶりに優勝した慶応の丸田湊斗(3年)が「1番・中堅」で出場。5回に左前打を放ち4打数1安打だった。

 色白のイケメン。「美白王子」「プリンス」で人気の丸田は「結構疲れている。でも気持ちは高揚している」。23日の甲子園決勝に出場し、この日が代表初実戦。試合で初めて使った木製バットでの安打に「芯にしっかり当たった」と話した。

 この日は曇り空も日焼け止めは「塗ってます」と爽やかな笑顔。インスタグラムのフォロワー数が5万人を超え「(甲子園の前は)3000人ぐらいだったかな。急に上がって…」。フィーバーの中、JAPANのユニホームでも輝きを見せる。(鈴木 勝巳)

 ≪仙台育英・橋本 疲労も中前打≫夏の甲子園で準優勝した仙台育英の代表メンバーは、3人が出場した。エースの高橋煌稀(3年)は疲労のため登板しなかったが、橋本航河、尾形樹人(ともに3年)がスタメン出場。「2番・右翼」の橋本は激闘を終えたばかりで「今は少し疲れている」と話したが、3回に中前打を放ち「次につなげられて良かった」とホッとした表情だった。

 ≪“捕まえる”井端流バント≫U12代表の井端弘和監督が、臨時コーチとしてチームに合流した。試合前練習では、全員にバント指導。現役時代に248犠打をマークした達人は「金属バットだと当たる時に“引く”イメージだけど、木製ではボールを“捕まえる”イメージ」などと極意を伝授した。チームの印象は「レベルが高い。楽しみ。足を絡めた日本のスタイルが機能すれば点がたくさん入ると思う」。あす28日の壮行試合まで同行する。

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