阪神 夏の長期ロードは18勝5敗の貯金13 岡田監督「出来すぎ」も「まだまだオレは強くなると思うよ」

[ 2023年8月27日 18:26 ]

セ・リーグ   阪神2-4巨人 ( 2023年8月27日    東京D )

<巨・神>グラウンドに出て客席にあいさつする岡田監督(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 阪神が27日の巨人戦に逆転負けを喫し、連勝は6でストップした。勝てば月間19勝目(4敗)で、球団記録(64年8月、68年8月、23年5月)に並ぶ快挙だったが、次戦にお預け。また、両リーグ最速での70勝到達も再挑戦となる。

 痛恨だったのは2-2と同点の8回だ。先発・伊藤将が2死一、二塁で、岡本和に勝ち越し適時打。さらに続く丸にも適時打を許して降板。これが決勝点となった。

 とはいえ、優勝マジック21のチームは8月はここまで好調。この日で夏の長期ロードを終え、18勝5敗で「貯金13」の荒稼ぎとなった。

 試合後、岡田監督は好調のチームを振り返り「そら数字的には出来すぎやろ」と話し、要因に先発投手の奮闘と、つながる打線をピックアップ。「やっぱり、先発がちゃんとイニングなあ、6回ぐらいまでは、もうみんなな、そういう役割を果たす。打つ方も、どっかの打順じゃなしになあ、みんな結構8月はどっからでも点取れたからなあ」と説明した。

 各自が自身の役割を認識したことが大きく、同監督も「みんな徐々に分かってきたっていうたらおかしいけど、それができてるいうことやろうな。だから、こっちからな、何にもそんな、これはこうせい、こうせいじゃなしにな。選手がみんな分かってきたということやな」と、浸透度に関して手応えを口にした。

 そのうえで、チームの成熟度について問われると「まあ、まだまだそれはオレは、ね、強くなると思うよ。まだまだ、その何ていうの、年齢とか今までの経験とかな。そういうのを見ても、まだまだみんながもっといい選手になると思うよ。個人的にもな」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月27日のニュース