あのブラッグスに並んだ!中日・岡林が歴代9位タイの29試合連続安打 日本記録まであと「4」

[ 2023年8月18日 18:48 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2023年8月18日    神宮 )

中日・岡林勇希外野手
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 中日の岡林勇希外野手(21)が18日のヤクルト戦(神宮)で、プロ野球歴代9位タイとなる29試合連続安打をマークした。

 「1番・中堅」で先発出場し、1点を追う3回の第2打席に左越え二塁打。ヤクルト先発ピーターズの投じた4球目の速球を捉え、自身が更新中の連続安打球団記録を29試合に伸ばした。その後、細川の中前適時打によって同点のホームを踏んだ。

 7月11日のヤクルト戦(神宮)から安打を積み重ねる21歳は、13日の広島戦(バンテリンD)で、球団記録となる26試合連続安打。「初代ミスタードラゴンズ」西沢道夫の球団記録を74年ぶりに更新。13日の試合後、立浪監督は「バットを振り続けてきた彼の努力の結果」とし、74年ぶりの記録更新に「100年くらい抜かれないのでは」と称賛していた。

 29試合連続安打は93年ブラッグス(横浜=現DeNA)に並び歴代9位タイ。日本記録の33試合(広島・高橋慶彦=79年)まで4試合に迫った。

 また、記録に並んだブラッグスは93年に中日と大乱闘を演じるなど、腕っぷしの強さでは野球ファンにもおなじみだった選手。現役引退後の2016年に特別始球式を務めた際には、元ロッテ・前田とにらみ合う“お約束”の乱闘を演じて、球場を沸かせたこともあった。

<プロ野球歴代連続安打記録(※所属は記録達成時)>
▼1位33試合 高橋慶彦(広島)
▼2位32試合 長池徳二(阪急=現オリックス)
▼3位31試合 野口二郎(阪急=現オリックス)
      秋山翔吾(西武)
▼5位30試合 張本勲(巨人)
     福本豊(阪急)
     マートン(阪神)
     近本光司(阪神)
▼9位29試合 ブラッグス(横浜=現DeNA)
     岡林勇希(中日)

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