【甲子園】沖縄尚学のミスターゼロ・東恩納 立ち上がりピンチ招くも無失点 今夏40回1/3無失点

[ 2023年8月16日 08:21 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 3回戦   沖縄尚学-創成館 ( 2023年8月16日    甲子園 )

<沖縄尚学・創成館> 沖縄尚学先発・東恩納 (撮影・須田 麻祐子) 
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 第105回全国高校野球選手権記念大会は16日、第10日を迎え、第1試合は沖縄尚学(沖縄)と創成館(長崎)の“九州対決”が実現。沖縄尚学の“ミスターゼロ”ことエース・東恩納蒼(3年)が立ち上がり、得点圏に走者を進めながらも無失点で切り抜けた。

 東恩納は先頭・川崎統馬(3年)に9球すべてストレートで真っ向勝負。ただ、左前打を浴び出塁を許した。続く東壱星(3年)の犠打で二塁まで走者を進めると、2死から4番・永本翔規(3年)を四球で歩かせ一、二塁とした。それでも5番・向段泰一郎(2年)を3球三振に仕留め、スコアボードに0を刻んだ。

 東恩納は今夏、沖縄大会で5試合で3完封を含む31回1/3を無失点。甲子園でも初戦のいなべ総合戦(三重)で9回を1人で投げ抜き、完封勝利。今夏は計40回1/3を無失点、防御率0・00を誇る“ミスターゼロ”だ。

 この日もどれだけ0を積み上げられるか、注目の登板となる。

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