阪神ベイ斬りローテ再編!岡田監督「イジりまくるよ」23日・ビーズリー、24日・伊藤将、25日・才木

[ 2023年6月20日 05:15 ]

阪神・ビーズリー
Photo By スポニチ

 阪神がリーグ戦再開へ向けて先発ローテーションを再編することが19日、分かった。23日から敵地・横浜でDeNA3連戦。2・5ゲーム差で激突する首位攻防戦の先発はビーズリー、伊藤将、才木の順で起用する。リーグトップのチーム防御率2・81を誇る投手力を生かし、首位固めへ仕切り直しを図る。

 「イジりまくるよ。だいぶ変えるよ」

 岡田監督は7勝10敗1分けで交流戦を終えた後にローテ再編を予告していた。12球団トップのチーム打率・261を誇る2位・DeNAとは5月14日以来の対戦。打力を武器に接近してくる敵に対して23日のカード初戦は中6日でビーズリーをぶつける。強敵撃破のポイントは続く2戦目、3戦目だろう。伊藤将、才木と左右の好調な両先発をつぎ込むことで大型連敗の可能性を防ぎ、一気に連勝に持ち込みたい公算だ。

 15日のオリックス戦から中8日で臨む伊藤将は、DeNA相手に今季初登板。昨季までのプロ2年間で通算の対戦防御率は1・85と相性は抜群で、特に横浜高時代から慣れ親しむ横浜スタジアムでは目下3試合に登板して防御率0・43と無類の強さを誇る。

 そして才木は、交流戦で史上4人目の防御率0・00を達成。無失点ながら102球と球数がかさみ、5回で降板した前回18日のソフトバンク戦の悔しさを糧に、交流戦明け最初の登板も快投を狙う。チームは横浜で昨年から10連敗中。鬼門突破へ向けて期待度十分の若き両投手を投入し、ライバルを再び突き放しにかかる。

 また力投が続くも2連敗中の村上と、3戦勝利なしの大竹はそろって27日からの中日3連戦(甲子園)に回る。シーズン序盤からチームを支え続けている“月間MVPコンビ”。いずれも中10日以上の間隔を空け、休養十分の状態でリーグ戦再開後も先発陣の中核を担う。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月20日のニュース