静岡・草薙球場がどよめいた!明大・菊地が152キロをマーク 強力投手陣の抑え名乗り

[ 2022年11月19日 19:49 ]

152キロをマークした明大菊地
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 静岡県内で開催されている大学野球オータムフレッシュリーグ。この日は明大と掛川西という大学―高校の交流試合が行われた。時間制限の8回に明大が逆転サヨナラ勝ちを収めたが、明大の最後に登板した菊地竜雅投手(2年=常総学院)が152キロをマーク。草薙球場がどよめいた。

 常総学院では東洋大に進学した一條とともに2枚看板として活躍。明大に入学後は「入学前から肩が痛くてリハビリに専念していました」と1年間はブルペン入りすらできなかった。今年6月くらいから投げ始めたが「一條が頑張っていて焦ってしまって、また肩の調子が悪くなった」と再びリハビリに。やっと秋になって調子が戻りオータムFリーグに間に合った。「152キロは高校3年夏に出していて自己タイです。2年間、まったく何もしていないので来年こそは神宮で投げたいと思っています。オフに鍛えて来春から監督にアピールしていきたいです」と意欲を見せる。対戦した掛川西の大石卓哉監督は「152キロなんて見たこともないボール。いい経験をさせてもいました」と話した。

 150キロ右腕として菊地が抑え候補になれば明大の投手陣はさらに強固なものになりそうだ。

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2022年11月19日のニュース