大阪桐蔭が連覇へ好発進 エース・前田、制球苦しむも粘りの8回1失点

[ 2022年11月19日 06:00 ]

明治神宮野球大会 高校の部 1回戦   大阪桐蔭9―1東邦 ( 2022年11月18日    神宮 )

<大阪桐蔭・東邦>大阪桐蔭先発の前田(撮影・郡司 修)
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 本調子ではなくても勝ちきるのが大阪桐蔭で背番号1を背負う左腕だ。来秋ドラフト候補でもある前田悠伍(2年)は被安打8でも8回1失点で粘った。

 「相手が初球から振ってきたので、ずらすことを心がけた。うまく修正できた」

 序盤から制球に苦しみ、3回には今春近畿大会決勝以来の被弾。最速144キロでも中盤から変化球も多投し、4番で中日・石川昂の弟・瑛貴(てるき)を4打数無安打に封じた。

 昨秋神宮大会では広陵との決勝で“優勝投手”。史上初の連覇と昨年かなわなかった高校4冠へ発進し、「連覇は意識するところはありますが、クラーク戦に勝たないと次はない。一つずつ勝っていきたい」と足もとを見つめた。(北野 将市)

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2022年11月19日のニュース