西武が辻発彦監督退任を発表 17年に就任し今季が6年目 18、19年にはリーグ連覇

[ 2022年10月9日 17:58 ]

パCSファーストステージ第2戦   西武2―8ソフトバンク ( 2022年10月9日    ペイペイD )

<ソ・西>ファンに挨拶する辻監督(撮影・中村 達也)
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 西武は9日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦・ソフトバンク戦(ペイペイD)に敗れ、連敗でCS敗退決定。試合後には球団が辻発彦監督(63)の今季限りでの退任を発表した。

 辻監督は17年シーズンに就任。18、19年にはチームをリーグ連覇に導いた。昨季は最下位に終わるも、今季は投手陣を整備。夏場に首位を走ったが、9月に急失速して一時は4位まで後退した。それでも不振を極めた山川を4番に固定する我慢強い采配で復調に導き、逆転でCSに駒を進めた。しかしこの日、ソフトバンクとのCSファーストS第2戦に敗れ、プレーオフ敗退が決まった。

 ◇辻 発彦(つじ・はつひこ) 1958年(昭33)10月24日生まれ、佐賀県出身の63歳。佐賀東から日本通運を経て83年ドラフト2位で西武入団。96年からヤクルトでプレーし99年に現役を引退。93年に首位打者。二塁手として8度のゴールデングラブ賞に輝いた。ヤクルト、横浜(現DeNA)、中日コーチなどを経て17年から西武監督。06年WBCでは侍ジャパンの内野守備走塁コーチを務めた。右投げ右打ち。

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