エンゼルス・ネビン監督代行「これが野球だよ」 ウォード&大谷計7三振でも勝利…前日はソロ7発で敗戦

[ 2022年8月6日 15:54 ]

報道陣の質問に答えるネビン監督代行(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は5日(日本時間6日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季初の1試合4三振を喫するも、第4打席に内野安打をマークした。

 エンゼルスは、3-0で迎えた9回に4番手右腕・チャベスが同点に追いつかれた。延長戦にもつれ込んだが、10回1死三塁、1番・ウォードの右犠飛で勝ち越しに成功。5番手右腕・ハーゲットが10回を締めて逃げ切った。

 大谷は“難敵”に苦しんだ。相手先発はメジャー通算70勝、昨季13勝7敗、防御率2・84の好成績でサイ・ヤング賞を受賞したレイ。今季も8勝8敗、防御率4.11と安定感を示している左腕を攻略することはできなかった。初回1死からの第1打席、3回1死一塁からの第2打席、6回無死からの第3打席と3打席連続三振。延長10回2死からの第5打席も三振に倒れ、20年8月30日のレッドソックス戦、21年7月17日のマリナーズ戦以来、メジャー3度目の1試合4三振を喫した。1-0の8回1死一塁、2番手・スワンソンから三塁内野安打を放ち、2試合連続安打は記録したが、全体的には不本意な打席内容に終わった。

 試合後、フィル・ネビン監督代行は「(相手先発の)レイは本当にタフな相手だった。自分の力を存分に発揮しているように見えた。9回の攻撃(スタッシの2ラン)は大きかったし、今日の我々は基本に忠実な良い野球をした。昨日は7本の本塁打を打って負けたけど、今日はウォードとショー(大谷)で計7三振して勝った。つまり、これが野球だよ」とコメントした。

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2022年8月6日のニュース