エンゼルス・大谷 “頬ぷっくり打法”はイチロー氏から継承 息を止め、ためた力を一気に爆発

[ 2022年8月6日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7ー8アスレチックス ( 2022年8月4日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス> 5回、大谷は頬をふくらませながら中前打を放つ(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 エンゼルス・大谷とイチロー氏の打撃には、ある共通点がある。2人はともに、バットを振る直前に頬を膨らませ、インパクトの瞬間に息を吐き出す。この日の2本塁打もそうだった。

 息を止め、ためていた力を一気に爆発させる効果などがあるという。大谷は尊敬するイチロー氏の頬の使い方を参考にし、日本ハム時代からぶれずに続けてきた。他の選手が大谷に影響され、さらにまねしていた時期もあった。

 日米通算4367安打を誇る希代のヒットメーカーから、唯一無二の二刀流スラッガーへ。打者としてのタイプは異なるが、メジャートップの舞台で躍動する日本人打者のスタイルの一部が、確かに受け継がれている。(大リーグ担当・柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月6日のニュース