オリックス・能見 引退の鳥谷とCSでの再戦熱望 コーチとして由伸や宮城に“鳥谷調整”の大切さ伝授

[ 2021年11月2日 05:30 ]

アップを行う能見(撮影・成瀬 徹)
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 投手コーチを兼任するオリックスの能見篤史投手(42)が1日、阪神で苦楽をともにしたロッテ・鳥谷に言及。「お疲れさまと言うしかない。体の強さはかなわなかった選手」と敬意を表した。

 今季は5月18日に一度だけ対戦。1点差の8回2死一塁で3球勝負で空振り三振を奪った。「勝負で勝ったことは僕の自慢。可能性はゼロではないので、CSでも全力勝負ができれば」と再戦を願った。

 一方で、10日からのCSファイナルSに向け山本や宮城ら主戦投手に、コーチとして鳥谷の練習に取り組む姿勢や準備の大切さを説いているという。

 「こんなにするの、というくらいトリ(鳥谷)は準備をしていた。短期決戦のCSも入り方、準備が大事。立ち遅れしないことが一番になる」

 阪神時代にCSでは計7試合に登板。先発では5試合で1勝3敗と結果を残せなかった自身の“失敗”はチームにとって貴重な財産。左腕としても完璧な準備を誓った。(鈴木 光)

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2021年11月2日のニュース