日本ハム・浅間 7年目覚醒マルチ!横浜高の先輩・中日の柳撃ち

[ 2021年2月17日 05:30 ]

練習試合   日本ハム1―1中日 ( 2021年2月16日    北谷 )

<中・日>初回、右前打を放つ浅間(撮影・高橋茂夫)
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 7年目の覚醒だ。日本ハム・浅間大基外野手(24)が16日、沖縄・北谷で行われた中日との練習試合に「1番・中堅」で出場。初回に母校・横浜の先輩でもある中日・柳裕也投手(26)から右前打を放つなど4打数2安打をマークした。プロ7年目の今季、対外試合は2試合連続のマルチ安打。厳しい外野手争いの中、定位置獲りへ強烈アピールした。

 先輩からの一言が自信になった。試合後のことだ。浅間は顔を合わせた中日・柳からこう言われた。

 「おまえに変化球はダメだな」――。その言葉は、初回の対戦を振り返った先輩の反省の弁だった。1―1からの3球目。カットボールをきっちり捉えた打球は、鋭い球足で右前に弾んでいた。

 浅間にとって、柳は名門・横浜で「お世話になった」という2年上の先輩。「めちゃくちゃ意識した」と言いながら、きっちり結果を出した。「(カットボールに)うまく反応して(体が)開くこともなく粘れた。柳さんも打たれたくない気持ちでやってる中で打てて良かった」。思わず本音が漏れた。

 今季の浅間はそのヒット1本だけでは終わらない。5回。中日の左腕・笠原から今度は左前打を放った。逆方向への一打に「当たりも良かったし、左(方向)へしっかり捉えられた」。これで対外試合では、9日の阪神戦(宜野座)に続くマルチ安打。今キャンプで取り組むことが成果となって表れた。

 浅間は、直球を一振りで着実に捉えられるスイングをテーマに振り込んでいる。その取り組みの中で変化球にも対応。これまで度重なる故障に苦しんだ男の確かな成長に、栗山監督は「大基(浅間)はケガで力を発揮できていない。もっと行ける」と言った。

 厳しい外野手争いへ猛アピールとなる2安打。でも、満足はしない。「一生打ち続けるくらいでないと試合に出られない」。浅間はまだ打ち続ける。定位置を獲るまで。(秋村 誠人)

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