広島 開幕オーダー固まった!最強打線で“天敵”今永撃つ!

[ 2020年6月16日 05:30 ]

広島の鈴木誠
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 天敵を撃つ布陣が固まった。広島・朝山東洋打撃コーチは15日までに、開幕の1~5番をピレラ、菊池涼、西川、鈴木誠、メヒアで組む構想を明かした。練習試合を7戦連続安打で締めた新助っ人が先陣を切り、同11試合で5発を放ったドミニカンが強打で還す。19日の開幕戦(横浜)、DeNAの先発・今永には昨季0勝5敗だが、同じ轍てつはもう踏まない。

 19日の開幕・DeNA戦に臨むオーダーが見えてきた。2日に再開した練習試合。当初は1番・田中広でスタートした首脳陣だが、6日のオリックス戦からの終盤5試合はピレラ―菊池涼―西川―鈴木誠―メヒアの並びを崩さなかった。

 敵の開幕投手・今永攻略へ、本番を想定したと思える打順。「状況を見て、佐々岡監督や高ヘッドと話をしないといけない」。朝山打撃コーチはそう前置きした上で「こういう形になると思う。ピレラが攻撃的な打撃をしてくれる」と認めた。

 確かに、新助っ人は1番打者として魅力十分だ。練習試合こそ打率・256ながら、徐々に状態を上げて7試合連続安打で終了。佐々岡監督が「足があるし、長打もある。簡単に三振しないから相手は嫌だと思う」と言う通り、今永の出ばなをくじく期待が持てる。

 敵の左腕には苦杯をなめさせられた。通算5勝9敗だが、昨季に限れば0勝5敗。今永先発時は1勝6敗で、7回無失点での降板後に追い付き、延長10回にサヨナラ勝ちした4月19日が唯一の勝利だった。ただし、主力は苦手にしていない。

 菊池涼の通算対戦打率が・271なら、西川は・333、鈴木誠も・357を誇る。さらに、朝山打撃コーチが「今ぐらいの打撃をしてくれたらいい。誠也の負担も減る」と期待するメヒアも同・308だ。覚醒前でこの数字なら、今季は上積みが期待できる。

 「マイナーで何度も経験があるし、メジャーでも打ったことがあるよ」。ピレラにとって1番打者はお手のもの。助っ人の開幕1番は、草創期の54、55年に銭村健四、57~60年には平山智が務めているが、日系米国人2選手を除けば球団初だ。

 朝山打撃コーチは言う。「誠也の前にいかに走者をためるか。チーム力で勝てるように、全員でつなぐ意識を持ってやろう…と(伝えた)」。まずは天敵撃ち。敵地で攻略すれば、チーム全体がグッと勢いづく。(江尾 卓也)  

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