エンゼルス・大谷が開幕投手!同僚バトリーが“指揮”先制被弾で降板 オンラインゲームですが

[ 2020年4月13日 02:30 ]

エンゼルス・大谷
Photo By スポニチ

 大リーグの現役選手がオンラインゲームで対戦する「THE SHOW 20」は11日(日本時間12日)、大会2日目が行われた。救援右腕のタイ・バトリー投手(27)がプレーするエンゼルスは開幕投手に大谷翔平投手(25)を指名した。大谷は2試合に先発も0勝1敗。チームも1勝3敗と黒星が先行するスタートとなった。

 開幕マウンドに立ったのは大谷だった。本拠地のタイガース戦。0―0の2回1死走者なしから、カンデラリオに左翼ポール際へ先制ソロを被弾すると、「監督」のバトリーは降板を告げた。

 「大谷に3イニング全部を投げてもらうつもりだよ」。そう宣言していたバトリーだが、被弾即交代の非情采配だった。1回1/3を2安打1失点。味方が一度は追いつき敗戦投手は免れたが、直後の2試合目の先発も苦しんだ。ダイヤモンドバックス戦は2回1/3を3安打3失点で敗戦投手に。2試合で0勝1敗、5安打4失点だった。

 新型コロナウイルス感染拡大で開幕のメドが立たない中、MLBと選手会がタッグを組んで企画したゲーム大会。全30球団の代表選手がオンラインで対戦し、3イニング制で総当たりを行う。成績上位8選手が後日行われるプレーオフに出場する。試合の模様は動画投稿サイトのユーチューブなどで公開された。エ軍の「指揮官」バトリーは大谷をコントロールしきれずに、4試合で1勝3敗とスタートダッシュに失敗した。

 ファンを楽しませようという企画で、主催者は17万5000ドル(約1890万円)を慈善団体に寄付する。今後は、カブス・ダルビッシュや、ヤンキース・田中ら日本人選手の登場も注目される。

続きを表示

2020年4月13日のニュース