オリ太田　現状維持800万円　来季目標は「開幕1軍でスタメン」

＜オリックス契約更改＞現状維持で更改する太田椋（撮影・後藤　正志）
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　オリックスの太田椋内野手が28日、大阪市内の球団施設で交渉し、現状維持となる800万円（推定）で契約更改した。

　天理高校からドラフト1位で入団。春の教育リーグで死球を受け右手首を骨折し、約3カ月のリハビリからプロ生活がスタートしたが、復帰後は徐々に実戦にも慣れ、ウエスタン・リーグでは64試合に出場し、打率・258、6本塁打、21打点を挙げた。「ケガから始まったシーズンだったが、課題も見つかったし、成長も感じた。とても良い1年目だったと思う」と語った。

　9月には1軍デビューを果たしたものの、6試合16打席で無安打。「1軍は打てる球が本当に来ない。1球でどう仕留めるか」と課題を感じ、オフはスイング量を増やすことを決意。来季の目標については「開幕1軍でスタメンで出ること。ショートで出たいが、出られるならどこでもいい」と飛躍を誓った。