巨人　来季は元木ヘッド　前ヤクルトコーチの石井琢朗氏らがサポート

巨人・元木大介コーチ
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　巨人は29日、原辰徳監督就任2年目の来季のコーチ陣を発表。元木大介内野守備兼打撃コーチが、ヘッドコーチに就任する。大塚淳弘球団副代表編成担当は「遠慮なく選手にはっきりものが言えるし、監督にも話ができる。そういうところを期待している」と抜てきの理由を説明した。

　コーチ1年目の今季は、現役時代に「クセ者」と呼ばれた野球観で5年ぶりリーグ制覇に貢献。来季は「打撃コーチ」の肩書を設けず、今季までヤクルトで打撃コーチを務めた石井琢朗野手総合コーチらが主に打撃部門を担当。吉村禎章新作戦コーチのサポートを受けながら、元木ヘッドコーチが幅広く作戦面を担当する。大塚副代表は「最初は宮本（投手チーフコーチ）と2人を心配していたんですけど、しっかりしていますよね。勉強している」と期待した。

　○…今季限りで現役を引退した阿部慎之助氏が2軍監督に就任した。今季は2、3軍を分けず「ファームコーチ」としたが、来季は育成面強化のため役割分担する。OBの実松一成氏が2軍バッテリーコーチ、二岡智宏氏が主に打撃部門を担当する3軍総合コーチ、山口鉄也氏が3軍投手コーチ、加藤健氏が3軍バッテリーコーチにそれぞれ就く。