巨人育成・加藤、輝星打ち二塁打で支配下アピール「抑えられたらテレビに出ると…」

[ 2019年6月4日 19:18 ]

 「輝星打ち」で支配下登録へアピールだ。巨人の育成・加藤脩平外野手(20)が4日、イースタン・リーグ、日本ハム戦(ジャイアンツ球場)に「6番・右翼」でスタメン出場し、先制打を放った。2回無死一、二塁。相手先発・吉田輝の142キロの外角高め直球を捉え、右中間フェンス直撃の二塁打とした。

 「強い打球を打とうと思ってました。真っすぐが多いと、もともと分かってたので真っすぐを狙ってました」

 日本ハムの先発は吉田輝。多くの「輝星ファン」が球場に駆けつける一戦に試合前から燃えていた。「試合前からチームの皆と、抑えられたところがテレビに出るという話をしていた。打ててよかった」と笑顔を見せた。

 静岡・磐田東出身の20歳。育成3年目の今季はこの日も含めて2軍で40試合に出場。打率・278、3本塁打、15打点の成績を残し「ちょっとずつ打撃は良くなってきている」。育成選手は3年目のシーズンが終わると自動的に自由契約選手となる。新規支配下登録の締め切りは7月31日のため、残りおよそ2カ月が勝負の時期となる。

 「今年無理だったらもうダメだなという思いでやっている。いまのところは手応えがあるのでこの先も2カ月アピールしていきたい」と加藤。目標の支配下登録まで全力で駆け抜ける。(岡村 幸治)

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2019年6月4日のニュース