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2段モーションセーフに 国際基準合わせ改正、昨年雄星が抵触

昨年8月17日の楽天戦で反則を取られた西武・菊池
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 プロ、アマ合同の野球規則委員会が11日、都内で行われ、規則改正として2段モーションが反則投球とされていた文言を削除することが決まった。これによりプロ野球では、2段モーションで複数回の反則投球を取られた昨季の西武・菊池雄星投手(26)のケースなどはペナルティーが科されなくなった。

 新たな改正では、野球規則の反則投球の項目にあった「【注】」を削除。この注意書きは日本の野球規則にのみ書かれた独自のもので、基準としている米国のルールブックに記載はない。今回の改正は国際基準に合致させる意味合いに加え、昨年の菊池のケースも契機の一つともなった。

 菊池の反則投球では、判定基準などを巡って議論となった。その際にプロ側から規則委に「MLBなどで2段モーションを判定しないのに、なぜ日本だけ厳格なのか」との疑問点が出たという。改めて日米の野球規則を精査するなどし、海外の基準に合わせた。全日本野球協会(BFJ)の中本尚規則委員長は「基準が明確でない、審判によって適用がまちまちなど、しばしば問題になっていた混乱はなくなると考えている」と説明した。

 改正後は足を3、4度と上げ下げするなど目に余る場合は注意はされるが、罰則は受けない。走者を置いた場合は従来通りボークとなる。ペナルティーは科さないが、規則委では2段モーションなどをなくす取り組みは続けていく意向で、中本委員長は「自然な投球動作を目指す方針は変わらない」とした。

 ◆野球規則5・07(a)(1)の(1) 打者への投球に関する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない。

 以下の一文を削除 ◆定義38(反則投球)の【注】 投手が5・07(a)(1)及び(2)に規定された投球動作に違反して投球した場合も、反則投球になる。

 ▽西武・菊池の反則投球 昨年8月17日楽天戦の2回1死で松井稼への1、2球目に2段モーションによる反則投球を宣告されクイック投法に切り替えて2安打完封。同24日のソフトバンク戦では右足の上げ幅を小さくしたが、初回に先頭・川島への初球に反則投球を宣告され3回7失点KO。翌25日に菊池は5月と8月に審判団から注意を受けていたことを明かし、4月時をベースにした投球フォーム改造を決意。球団はNPBに意見書を提出した。

[ 2018年1月12日 05:30 ]

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