甲子園史上初!開幕前日に順延決定 台風接近の影響で

[ 2017年8月7日 05:30 ]

台風5号の接近で、全国高校野球選手権大会の開会式と第1日の試合が順延となったことを知らせる張り紙
Photo By 共同

 大会本部は開会式リハーサル後の午前11時、7日に予定されていた開会式と1回戦3試合の順延を決定した。天候の回復が見込めないと判断。日本高野連の竹中雅彦事務局長によると、開幕前日の段階で順延を決めたのは「今までにないケース」だという。

 開会式の順延は1920年、60年、2014年に続き4度目。14年は今回同様の台風接近で、開幕日から2日続けて全試合が中止になった。同事務局長は「西のチームの応援団のために早めに判断した。選手も早めに決まった方がオンオフの切り替えができる」と説明。8日は午前9時から開会式を行う予定で、当日早朝にグラウンド状況を確認し実施の可否を判断する。

 日程は1日ずつずれ込み、試合が順調に消化されれば決勝は22日に行われる。初日の第3試合で津田学園と対戦する藤枝明誠のエース久保田は「早く試合がやりたかった」と残念がった。

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2017年8月7日のニュース