阪神・高山 Eゼロ誓う e―Tax初体験、昨季6失策の汚名返上や

[ 2017年1月19日 05:30 ]

女性職員の指導で、確定申告を体験する高山
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 今季終了時には「eゼロ確定」を申告する。阪神・高山俊外野手(23)が18日、大阪市中央区の大阪国税局で確定申告のPRイベントに出席しインターネットで申告などができる「e―Tax(国税電子申告・納税システム)」を体験。本業では、昨季セ・リーグ外野手ワーストの6失策だった守備力のレベルアップを目標に掲げ、失策(E)0個を目指す。

 「(昨季は守備では)チームに迷惑かけたので、今年はそういうことがないようにと思っている。(失策0も目標かと問われ)そうだと思う」

 入団1年目の昨季は球団の新人最多安打記録を更新する活躍を見せ新人王を獲得。打撃では期待に応える働きを見せたが、失点に直結する失策を犯すなど守備では課題も残り、守備の強化ポイントは「全部ですね」と表情を引き締めた。

 昨季、規定試合数(チーム試合数の3分の2以上)以上守ったセの外野手では、ヤクルト・坂口が無失策を記録。守備率10割の外野手は例年、両リーグで複数人出ており、決して不可能な目標ではない。

 会見では、初体験の「e―Tax」に「難しいイメージだったけど“簡単にできるな”というのと“時間も早くできるんだな”と思った」と笑った。税金の使われ方について意見を聞かれると「子供たちが野球をできるような場所をつくったり、未来の野球少年がもっともっと野球をできる環境をつくってほしい」と希望した。

 華々しいデビューを飾った昨季の活躍は過去の話。打力だけでなく、守備にも磨きをかけ、野球少年の憧れの存在になる。 (山添 晴治)

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