中田、異国で不満MAX ウォシュレットない、寒暖差、息抜けない

[ 2016年2月2日 06:38 ]

ミーティングのためノート片手に球場を訪れる中田と杉谷(左)

 ストレスが爆発寸前だ。日本ハムの中田翔内野手(26)が31日(日本時間1日)、キャンプインを翌日に控えてパドレスの施設で筋力トレーニングで汗を流したが、慣れない異国の地で「いっぱいあるよ」とため込んだ不満を吐露した。

 (1)トイレ 「まず、ウォシュレットがない」。日本では一般家庭にも普及している「温水洗浄便座」は米国では定着せず、施設、宿舎のどちらにもない。ピオリアは充実した施設が整うが、トイレへのこだわりは日本ほどない。心を落ち着かせる、何げないひとときが奪われている。

 (2)朝晩の寒暖差 この時季のアリゾナ州ピオリアの平均気温は最高20度で、最低7度。激しい温度差は「砂漠気候」の特徴だ。練習前の朝はウインドブレーカーが必須だが、練習中は激しい太陽が照りつけて自然と半袖になる。中田は「温度差が激しすぎる」とあきれ顔だ。

 (3)外出 昨年までの沖縄・名護キャンプでは、練習後にチームメートを連れて外食することが多かった。それが自身のリフレッシュにもなっていたが、ピオリアでは「土地勘もないし、リフレッシュしようがない」。昨年11月の国際大会「プレミア12」では、台湾で現地通訳お薦めの料理店にチームメートを連れて行って英気を養い、大活躍につなげた。英語も話せず、まだ米国になじめていないのが実情である。

 球団として29年ぶりの海外キャンプ。栗山監督は「不自由さがあるからこそ、知恵が生まれる」と言う。中田は「練習がリフレッシュ?なるかい!」と最後まで毒づいたが、「(日本時間17日の)名護に戻ってから、良い感覚になってきたでは遅い。しっかり振り込んでいきたい」とも言った。ため込んだストレスをバットにぶつける。(柳原 直之)

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