オリドラ1吉田正 50スイング柵越え30発 コーチ驚いた「門田さんのよう」

[ 2016年1月22日 06:56 ]

オリックス・ドラフト1位の吉田正

 長距離砲の資質を見せつけた。新人合同自主トレに参加しているオリックスのドラフト1位・吉田正(青学大)がほっと神戸でロングティー打撃を行い、50スイングで30本の柵越えを放った。

 「体を大きく使って全身の力で振ることを意識しました」。三塁ベンチ前から長さ86センチ、重さ950グラムのマスコットバットで軽々と中堅や左翼席に叩き込む。左ふくらはぎ筋膜炎で一部別メニュー中とは思えない飛距離だ。「初めてにしては良かった。ティーで捉えないと試合で正確には打てないし、ホームランも出ない」。青学大では東都大学リーグで通算17本塁打(2部含む)を放ち、昨年は侍ジャパン大学日本代表の4番を務めた。

 身長1メートル73ながら、体重80キロとがっちりした体格。10日に視察した福良監督は歴代3位の通算567本塁打を誇り、1メートル71、81キロだった同じ左打者の門田博光氏をダブらせ、この日新人の投球練習を見守っていた酒井投手コーチも「凄い打球でしたね。門田さんのよう」と驚いた。春季キャンプは故障のために2軍スタートが決定しているが、和製大砲候補は「キャンプでも振り込みたい」と意気込んだ。

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